※この講座は、VE・VFを初めて診る方や、どう見ていいのかわからない人のための講座です。
※また、STがVFをどうすすめていったらいいのかわからない人のための講座でもあります。
このセミナーは、
VEやVFをどう診たらいいのか迷っている人、
診ても理解できなかった人、
そして、
VFをどうやって初めていけばいいのかわからない人
のためのセミナーです。
VEとは、
内視鏡を用いて簡易的に嚥下の評価ができ、
在宅でも用いられる、評価方法となります。
ただ、これを行うのは、医師となっています。
また、
VFとは、
嚥下造影として、レントゲン下で、嚥下状態をみることができる評価方法です。
医師、レントゲン技師の方の協力が必要となりますし、
嚥下評価をするにあたり、
言語聴覚士が主体となって進めていくことが多い評価でもあります。
しかし、なかなか診る機会のない人が多いといった現状があります。
加えて、先輩セラピストがいないと、
・どうVFを進めていったらいいのか?
・準備物は?
・検査をするために伴うリスクは?
・どの食事形態からすすめたらいい?
といったことがわからず、
手探りでされている方もいらっしゃるようです。
そして、
ただVFを撮って、
気管に入っていないかを確認するだけでなく、
評価段階では、
診るべき視点や気を付けること、
をベースに、
特に、解剖学を頭に入れつつ、
評価のつながりを考えて、
どの期にどういった問題があるのかを理解しないといけません。
しかし、
VF初心者が一番陥ることは、
VFの検査結果から、
・どういった問題があるのか?
・どの食形態がよくて、
・どうアプローチをして、
・どう段階的に食形態を上げていったらいいのか?
こういったことを、
VFが出来ることと、
できないことを分けて、
スクリーニング検査とともに、統合して考えていかないといけません。
しかし、なかなかこういったことを教えてくれるセミナーが少ないのも現状です。
この講座では、
こういった、検査から考えることが苦手な、
VF初心者向けのセミナーとなります。
この講座を経ることによって、
VF検査での診方は各段と上がり、
検査の結果から、どう臨床につなげて考えていけばいいのかが、
理解できるようになります。
そして、今後は、
摂食嚥下における分野は、
理学療法士や作業療法士も関わっていかなくてはならない分野になります。
今のうちに、基礎的な知識は基より、
検査をしっかりと診ることが出来ると、
臨床上におけるアプローチに、大きく貢献していくことが可能となります。
ST 溝口 さん
VFの見方の自信がない。結果から解釈の仕方がわからないことから、参加をきめました。参加してみて、視点が広がりました。症例をもとにグループワークを行えて、様々な視点や解釈がわかり面白かったです。VFで咽頭期をみるのでも、全体像(胸部の動き)から推測して行う必要性がわかりました。またPTとの連携など他職種とアプローチを分担して行うことへの必要性を学びました。
ST 村部 さん
VFの見るポイントが不十分なので、いろんな意見が聞きたくて参加しました。VFの画像をみながら、問題点・どうしたら良かったか、訓練までを話あえたのが違う意見も聞くことができて良かったです。正常嚥下と異常嚥下をもっとみていこうと思います。
ST 永草 さん
VFの進め方、患者様の支援の方法など、地震の引き出しを増やすことができ、とてもよかった。症例検討もあり、大変勉強になりました。そして、VFの読影がわりと他のグループの方々と問題点が共通していたので、自信につながりました。
ST 大竹 さん
以前、シリーズを受けた時にその後の臨床でとても役に立ち、自信につながったので、シリーズを全てうけたいと思い、また、当院にはVF・VEがなく知識として学びたかった。映像を見て理解できるか心配でしたが、見ながら患者様の病態等を想像したり、他の方の意見もきけたりして、自分では気づかなかった所を気づかせていただき勉強になりました。
その他、たくさんのコメントをいただいています。
記載がOKと言ってくださった方、ありがとうございます。